ご挨拶 |
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当ホームページを御覧頂き、誠にありがとうございます。ホームページを御覧の方々は、既に当店をご利用頂いているお客様が殆どと思いますが、改めてご挨拶申し上げます。 当店は関東大震災で東京・日本橋の家財を失った祖父・大川芳一が茂原に移り住み、商店を開業し、昭和20年前後に家庭用写真機を扱う写真商材店になりました。(TOP画面の古い写真の右側が若き日の芳一です。)撮影では老舗・河野写真館様が既に営業されておりましたが、カメラ店としては当店が茂原初であったと聞いております。昔は写真商材販売を軸に暗室でモノクロ写真を焼いておりましたが、母・康子の代に富士フイルム純正のミニラボ設備を導入し、カメラ店から現在の写真専門店となりました。私で三代目になります。地元の皆様には古くからご贔屓いただき感謝の気持ちで一杯です。 以前に比べると町から写真屋がかなり少なくなりました。全国的に写真屋の数より写真館の数の方が多くなったと云う話も耳にしました。大型量販店も子供写真館に商売替えしている厳しい時代です。写真の価値はチープになり、デジカメで写す方はまだ良い方で、『写メで撮って送信して終わり』の方もいらっしゃるとか。急速なデジタル化により多方面での写真離れが進み、写真業界の縮小につながっております。 その一方、銀塩写真が持つ「証拠能力性」、「退色への耐久性」、そして何より「仕上がりの美しさ」が見直されつつあるのも事実です。学生の間で銀塩カメラのサークルが出来るなど、デジタル世代であるべき若者達が懐かしいカメラを提げて歩いております。当店にお見えになる写真を始たばかりのカメラマン達も、目が若いからか、銀塩写真の表現力を鋭く見抜く感性を持っています。(特に女性に多いですね。)彼らが気軽に写真の相談が出来るお店は我々町の写真屋でなくてはなりません。銀塩写真の砦になるべく頑張りたく思います。 デジタル化に苦しむ反面、デジタル化により写真の可能性は広がりました。古い写真の修整も可能になり、遺影の着せ替えもリアルな合成が出来る様になりました。新しい技術と銀塩写真の融合がこれからの写真屋の課題です。銀塩のポテンシャルを最大限引き出せる様、仕上げにこだわったプリントに精進致しますので、今後とも皆様の写真作りのお手伝いをさせて頂けたら幸いです。小さな町の写真屋ではありますが、写真文化の一隅を照らせればと考えております。宜しくお願い申し上げます。 フォトサロンおおかわ(カメラの大川屋) 代表 大川賢一郎 |
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主な実績 フジカラー 品質コンテスト (〜2009) 1996年 品質優秀店認定 1998年 品質優秀店認定 2004年 品質優秀店認定 2005-2006年 品質優秀店認定 2006-2007年 品質優秀店認定 2007-2008年 品質優秀店認定 2009年 品質優秀店認定 フジカラーインスタントプリント 品質優良店認定 イメージング掲載 PDF→ 専門士取得(東京ビジュアルアーツ卒 コンピューターフォト専攻) |
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