長生フイルム会 活動報告 2010  → TOP
 
2010年11月25〜28日
春の撮影会   報告者:大川


 秋の撮影会は京都・奈良方面に出掛けました。参加者は笈川会長、大和久氏、風戸市平氏、茶谷清次氏、保川氏、下名です。

 初日は朝一番で渡月橋に入り、バスで愛宕念仏寺へ向かいました。化野念仏寺〜常寂光寺を撮影しながら嵐山へ南下し、撮影を終えました。
 二日目は始発電車で奈良へ向かいました。奈良公園、奈良の町並みを午前中撮影の後、南禅寺を目指して京都へバックしました。南禅寺は人がすれ違う事も難しいほどの大混雑。.すぐに真如堂へ向かいました。
真如堂も大賑わい、過去5年来最高の紅葉なだけあって何処も混み合っておりました。
 最終日、朝一番で宿泊地・大津の三井寺へ向かいました。風戸市平氏のリンホフに観光客が集まるトラブルはありましたが、皆さん関西最後の紅葉を堪能出来た様です。茂原への帰路途中、半田へ寄りました。黒塀の蔵造りを撮影し、渋滞に巻き込まれながら帰りました。

 
2010年8月7日   調布〜新宿
夏の撮影会&勉強会   報告者:大川

 夏のクラブ活動を行いました。参加者は大和久氏、風戸茂樹氏、茶谷清次氏、下名です。末松氏も同行されました。岩井氏、保川氏は所要の為、勉強会からの途中参加途中退席となりました。

 
今回は午前中撮影会、午後はギャラリーで勉強会と二部構成になりました。

 午前中は深大寺にて撮影会。「ゲゲゲの女房」の舞台でもあり、妖怪のグッズ販売店が独特の雰囲気を醸し出しております。日中は陽射しが強く、人出も少なく被写体に恵まれない感じでした。午後からの富士ギャラリーに移動の為、早めの昼食・深大寺蕎麦を戴き、バスに乗り込みました。

 富士ギャラリー調布にて1時から山口プロの講習会、奈良の撮影スポットを自身の作例を使って説明を受けました。今秋、フイルム会は奈良京都の撮影ですので、大変参考になりました。

 そしてコンテスト入賞者展。会場をギャラリーに移して山口プロのギャラリートークが行われました。今回は大和久氏の銀賞を始め、石井芳夫氏、岩井氏、石橋氏、保川氏、吉野氏、下名とフイルム会から7名の入賞。昨年を上回る好成績となりました。フイルム会の盟友、青柳氏、末松氏もグランプリ、佳作と大活躍されました。皆さん、おめでとうございます。

 最後に新宿のニコンサロンにて全日本写真展を見学しました。こちらも大和久氏が難関を突破されました。今年の春の撮影会から産まれた秀作でした。おめでとうございました。

 
 
2010年6月12日   喫茶 金曜日
春の品評会   報告者:大川

 春の品評会を行いました。参加者は秋葉氏、石井御夫妻、岩井氏、笈川会長、大和久氏、風戸市平氏、茶谷御夫妻、吉野氏、保川氏、下名です。

 
今回は『金曜日』にボードを持ち込み、大和久氏より講評を頂きました。撮影会での雪と桜の作品が多数発表される中、秋葉氏の「福島の鉄道」、笈川会長の「山梨の一本桜」、茶谷和子氏の「アクアライン近海の夕照」等、ソロ活動の作品が好評の様でした。また、デジカメとの撮り比べをされている保川氏は海の作品を例に、フイルムの発色の優位さを強調されておりました。KLASSEの描写力も素晴らしかったです。大和久氏はフイルム会では珍しい組写真を披露され、大変勉強になりました。
 最後に岩井氏の「雨のカーレース」作品について皆でトリミングを議論しました。様々な意見が交錯する、とても有意義なひと時になりました。


 
2010年4月15〜18日
春の撮影会   報告者:大川


 今年初めての撮影会は山形、福島と東北方面の桜を狙って出掛けました。参加者は石橋氏、笈川会長、大和久氏、保川氏、吉野氏、下名です。

 異常気象で寒さが続いたせいか、肝心の桜はどこもツボミ状態。初日朝から山形に入るのを断念し、急遽、白石川の千本桜を撮影しました。(まだ咲き始めでした。)午後から雪の残る山形道を通り「玉簾の滝」の撮影をしました。
 二日目は朝から大雪。高速は通行止め。予定していた天童人間将棋を諦め、午前中は山居倉庫の撮影しながら高速の復旧を待ちました。大幅に予定が狂いましたが、早めに福島に入り、翌日撮影予定の花見山公園を下見し、撮影を終えました。

 最終日、朝一番で交通規制前の花見山に登りました。吉野氏が地元カメラマンからリサーチしたポイントでは、雪、桜、桃、朝もやと茂原では有り得ない風景が待っていました。午前中に三春、二本松の一本桜を回り、(全てツボミ状態)渋滞前に茂原へ帰りました。
 今回は桜の撮影のはずが全く時期が合わず、季節外れの大雪で足止めを喰らう等、数々のアクシデントがありました。人間将棋や一本桜は残念でしたが、花見山の「雪と桜」は地元カメラマンも中々お目にかかれない風景との事。皆さんの作品が楽しみです。

 
2010年3月27日   保川建設鞄W示ルーム
冬の品評会   報告者:大川


 冬の品評会を行いました。この度も保川建設様に会場をお借りしました。ありがとうございました。参加者は石井御夫妻、岩井氏、笈川会長、大和久氏、岡部氏、風戸茂樹氏、茶谷御夫妻、保川氏、下名です。今回は佐藤様が見学にみえられました。

 
年度末と農繁期が重なった為、いつもより少ない人数での例会となりました。アカデミアの会計報告を済ませ、品評会を行いました。白川郷、富士山、節分等、冬の作品が並び、大和久氏に講評を頂きました。茶谷和子氏のアカデミア館内の写真は抽象的で絵画の様な魅力があり、女性の感性が活かされており印象的でした。保川氏の棚田もセミ版の柔らかさが素晴らしい作品でした。石井芳夫氏の月光による長時間露光作品はとても幻想的でした。

 品評会の後は「金曜日」で懇親会を行いました。佐藤様も交え、写真談義を楽しみました。

2010年2月27日〜3月3日    茂原市立美術館
長生フイルム会 外房展    ご高覧ありがとうございました!

【長生フイルム会】

 秋葉正男
 石井真弓
 石井芳夫
 石橋 武
 池田敏雄
 岩井寿夫
 内田かおり
 笈川 洋
 岡部弘安
 大和久誠司
 風戸市平
 風戸茂樹
 小嶋隼人
 斎藤保雄
 田中沙耶花
 茶谷和子
 茶谷清次
 山ア浩一
 保川久夫
 吉野荘六

 石橋夏美 (茂原中)
 石橋 光 (茂原小)
 石橋あゆみ (茂原小)
 山ア美里 (長柄中)
 山ア甲斐登 (長柄小)

 来年クラブ発足から5周年。初の地元展を開催いたしました。今回は『外房展』と位置づけさせて頂きました。合計40点の作品が並びました。
 
ご好評頂いたプロッター作品は会場キャパシティーの関係で展示出来ませんでしたが、内房展同様、古いフイルムから伸ばした今では写せない作品も織り交ぜて展示しました。
 8日間にわたり、開催させて頂きました写真展も無事終えることが出来ました。会期中は多くの方々にお運び頂き、会員一同、心より感謝しております。地元の写真愛好家の皆様、遠方よりいらした写真愛好家の皆様、全日写連各位、千葉YPC各位、写真を管理して頂いた茂原市立美術館のスタッフの皆様、紙面にてご紹介頂いた朝日新聞社様、千葉日報社様、アサヒカメラ様をはじめ、情報関連各位、お花や差し入れを賜りましたクラブ関係者各位、本当にありがとうございました。
 皆様からの温かいお言葉、ご感想、ご意見を励みに、会員一同、更なる作品創りに努力致したく思います。今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。





千葉日報 '10年3月5日掲載


アサヒカメラ '10年3月号  ↑画像クリックで拡大します


朝日新聞 '10年2月28日掲載